東京の博多もつ鍋たらふく 日本橋本店
もつ鍋とは?
もつ鍋は牛、または豚の小腸や大腸などの内臓肉(もつ)を主な材料としたお鍋の料理です。もつは別名ホルモンと呼ばれ、福岡の郷土料理として始まりました。現在は牛の小腸(しろ)をメインとするお店が多くなり、そのもつは脂身がぷりぷりとしていて、臭みもほとんどない甘みが凝縮された味わいです。
お鍋の料理の中でも一年中食べられているもつ鍋。本場の九州博多では冬はもちろんのこと、夏バテ解消という効能でも、夏場にも好んで食されています。
もつ鍋のスープ
もつ鍋は「ただ火にかけるだけ」というイメージがありますが、実はもつ肉は繊細な風味があるため、手間をかけた丁寧な下ごしらえや、スープの味付け次第で、味がガラリと変わってしまいます。単に濃厚すぎるスープではもつ鍋の風味をなくしてしまいますが、出汁の旨みとこだわりの本醸造しょう油とみりんなどを絶妙なバランスで合わせることで、あっさりとした中にも濃くとうま味が詰まった風味豊かのスープとなります。
福岡のもつ鍋は鰹や昆布などで旨みを効かせた出汁をベースにして、しょう油や味噌、塩で味付けします。大量のキャベツとニラ、好みで唐辛子、そしてした処理したコラーゲンたっぷりなもつとその臭みを消すためのニンニクから出汁をとって旨みが凝縮されたスープで、締めにちゃんぽん麺をいれたり、雑炊にしたりする場合が多いです。
もつ鍋のもつ栄養成分
もつ、とくに牛もつはぷるぷるした食感はもちろん、甘みと旨みが凝縮された脂が特徴です。もつ(小腸)は牛のカルビなどと比較した場合、カロリーや脂質などは半分とヘルシーなのに、美容や健康を維持する上で大切なビタミンB群やビタミンCなどがとても多く含まれており、もつ鍋に一緒に入っているキャベツやゴボウ、ニラと一緒に食べることでビタミンCや食物繊維、代謝機能を高めるアリシンなどの栄養素を効率良く体内に取り込むことが可能です。